こんにちは、草もちんです。
2017年9月に行ってきたベトナム旅行フリープランについてつづっています。
今回は旅行4日目、ホイアンの貿易陶磁博物館と夕食のレストラン『リトル・ファイフォー』です。
貿易陶磁博物館は2階建ての古い民家で、展示物と建物自体が楽しめました。
『リトル・ファイフォー』はこれまでのベトナム旅行中で行ったカジュアルな飲食店と比べ、高級感あるレストランでした。美味しかった!!けどボリュームがすごかった…。
ベトナム旅行の全行程詳細は以下の記事に。
▼目次
150年程前の建物 貿易陶磁博物館
2階ベランダからの景色と中庭のモザイク装飾
カフェ『ホイアン・ロースティー』を出て、福建会館と同じファンチャウン通りにある貿易陶磁博物館へ。
17時15分、貿易陶磁博物館へ到着。これまでに観た旧家同様、黒い木で造られており風情がありました。入り口と2階のベランダには赤いランタンが飾られています。
この2階のベランダから、通りをはさんだ向かいの建物を見下ろせます。赤茶色の瓦屋根が続くホイアンの街並み。日本の瓦屋根とはまた違い、瓦がミルフィーユのように密に並んでいるように見えます。2階にのベランダに出られる建物には上るべし。
これまでに訪れた3つの旧家同様、入り口のある棟と奥の棟の間に中庭がありました。ただ、中庭の壁の装飾がこれまでと違い、色鮮やかな陶器のモザイクでした。
後にフエの帝陵や宮殿でも観ますが、ベトナムのこういった陶器のモザイク装飾は初めてみるものでした。細かい模様が描かれた陶器を割ったものを、全体の絵柄に合わせて埋め込んでいくようです。
遠目で見ると気付きにくいですが、近づいてみると小さな陶器の破片がひとつひとつ埋め込まれています。手が込んでるなあ。
150年ほど前の建築
建物の内部は、これまでの旧家のように黒い木なのですが、あまり艶がありません。入り口の建物の説明書きには「19世紀後半に建てられた」とあり、今からだいたい150年くらい前の建物だということが分かります。
他の家(馮興家、進記家、均勝號)は200~300年前に建てられたとありましたが、これらの方が手入れが行き届いているのか元の造りが違うのかなんなのか…。これら3つの建物の方が綺麗な印象でした。なんでだろう。
で、肝心の展示物なのですが…あまり印象に残っていません(;´Д`)ゴメンナサイ その名の通り陶磁器や貿易船のミニ模型が展示されていてザッとは見たのですが、食器や貿易の歴史にうとい草もちんはあまり興味をそそられませんでした…。建物大好き草もちん。
滞在時間20分(17:15~17:35)。
素敵なレストラン リトル・ファイフォー
お店がなくなっている…?!
貿易陶磁博物館を出て、本日の夕食レストランを目指します。ガイドブックにあった『エイシェント・ファイフォア』というちょっと高級そうなレストランに行こうと旅行前から計画していました。
高級そうですが予約不要と書いてあったので、突撃訪問です(なので、高級”そう”なレストラン)。
17時50分、レストラン到着。おしゃれなレストランです。が、しかし…
あれ?看板に『リトル・ファイフォー』…?名前が違う!
もしや、このガイドブックが古いから目的のレストランも閉店してしまって別のものになっているのでは…?!ガイドブックが古くて少し困った件は過去記事に。
入り口に待機していた店員さんにガイドブックを見せながら指さしで”ここはこのレストラン?”と尋ねると英語で「このレストランはここです。名前が変わりました。」とのこと。え?名称が変わったの?
でもなんだかきれいなレストランだし、きっとここなんだろうということで入店。きれいでスタッフのサービスも丁寧で素敵なレストランでした!
ホイアンらしい建物を改築した雰囲気の良い店内
2階席へ案内され、ベランダ横の席へ。ベランダにも席がありホイアンの夜景を見ながら食事ができるようですが、あいにく予約席でした。室内は天井が高く、壁に陶器などのディスプレイが。冷房が効いていて快適です。
入店時、私たち以外にはお客はいませんでした。時間が早かったからかな。その後から、奥の個室に入る外国人観光客の小さな団体と、ベランダの予約席に観光客と思わしき壮年のご夫婦が。
ベトナムに来てから初のテーブルクロスとナプキンとショープレートです。どきどきする庶民の草もちん。
おいしい!きれい!量が多い…!
コースもあるらしいのですが、ホイアン名物が食べたくてアラカルトにしてしまいました(後にこの選択を悔いることになる)。
ホイアン3大名物料理のひとつでまだ食べていなかった揚げワンタンと、メインにカオ・ラウ、もうひとつは海鮮炒め、飲み物は温かいお茶(なんのお茶だか忘れましたが日本では見ない種類)、ビールを頼みました。デザートはあとで考えよう。
揚げワンタン。その名の通りですが、けっこう厚めの皮で噛み応えがあります。おいしい。
大皿に6個くらい乗っていたかな?取り分けて食べました。ナイフとフォークよりお箸の方が食べやすいので途中で切り替えました(^^;) フォークで刺そうとすると割れる…。
前日の夕食にチュンバックでも食べたカオ・ラウ。リトル・ファイフォーではなんだかめちゃくちゃおしゃれに盛り付けられて出てきました。
右に豚肉の角煮のような料理、中央が揚げ春巻きのような器に入ったカオ・ラウ(麺料理)、左がスープです。
いやはやこの料理の量が…とんでもなく多かった…(;´Д`) これ1つでお腹いっぱいになるランチプレートくらいの量でした。運ばれてきてテーブルに置かれたときに、想像していた量と違って驚いた…。
もうひとつ頼んでいた海鮮炒めも、料理2種類と中央にご飯があるプレートでした。これまた多い。写真手前です。
味はどれもとても美味しかったです!
しかしいかんせん量が多い。われらアラサー夫婦、普段は食べ物を残すなんてことはしないのですが、ここでは泣く泣く残してしまいました…美味しかったから本当に残念…。
デザートもここのは凝っているらしいというから楽しみにしていましたが、とてもではないけどお腹に余裕がない。断念しました…。
これならアラカルトではなくデザートまでついたコース(というかセット)にすればよかったかな。そうしたら前菜からデザートまで食べられる量だったのではなかろうか?
まあ、お昼のバーレー・ウェルのセットもとんでもなく多かったから、それも影響していたかもしれません。詳細は以下の過去記事に。
料理3品、飲料2品。お会計は4040円(当時のレート。クレジットカードの明細が残っているので正確な値)。こんなに素敵なレストランで見た目も美しいおいしい料理をお腹いっぱい2人で食べて、ななななんと…4040円…!!!
次にホイアンに来たらまた行きたいお店です!今度こそデザートを!
あ、トイレもきれいでした。が、詳細は忘れてしまいましたがちょっと驚いたことがあった、という印象は残っています。なんだっけ。なにで驚いたんだっけ…?(;´Д`)とにかく個性的なトイレでした。
滞在時間1時間50分(17:50~19:40)。
ホイアン観光、もう少し続きます。
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