こんにちは、草もちんです。
ワンオペ里帰り無し出産対策を練っているうちに、産後ケア施設への入院というものを知りました。自治体が費用負担をしてくれる制度もあるのでこちらを活用する計画です。
わが家は産後はワンオペ・里帰り無し出産になります。そのいきさつについては以下の記事に。
産後入院が姑に知れたらなんと言われるか分からないですが、産直後の疲弊した自分がワンオペで産後うつになって育児放棄したり虐待したりするのを防ぐには、産後ケア施設への入院が必須だと思っています。姑は怖いけど、なにより大事なのは赤ちゃんなので、これは譲りません。
▼目次
産後に母子がゆっくり休養できる産後ケア施設とは
産後ケア施設(産褥院、助産院、産科のある病院など)は、主に助産師が出産後すぐの産褥期の母親と新生児のケアをしてくれる施設です。
施設によると思いますが、主に入院(ショートステイ)、日帰り(デイケア)、早期訪問(乳房ケア・沐浴など)、その他(乳房ケア、ヨガクラス、プレママ教室など)を行っています。
以下、私が見学に行った施設の場合のサービス内容です。
入院
・助産師による母・児へのケア
・児の健康チェック・沐浴、授乳・育児相談、乳房ケア
・食事提供(朝・昼・夕)
などがあり、基本的には産褥期の母親をゆっくり休養させるための施設なので、食事・入浴以外はほとんど母子は個室で休んでいるそうです。連泊可能。
日帰り
上記入院のサービスを、宿泊せず日中だけ受けられるもの。母子は自宅から施設まで通います。(食事は昼食のみ提供)
訪問ケア
助産師が自宅訪問し、児の沐浴、乳房ケア等を受けられるもの。
利用料金 普通に使おうとするとお高い…
産後ケア施設は都内各所にありますが、利用料金は正直お高いです(;´Д`)
ざっと調べたところ、相場はショートステイ1日(1泊ではなく1日)3万円、デイケア1回1.5万円、訪問の乳房ケア+沐浴1万円…などなど。
しかし、以下のとおり自治体によっては補助がある場合があります。
都内自治体による産後ケア事業 費用を補助してくれる
産後ケア施設を利用する場合、自治体によっては自治体の産後ケア事業として一定の条件を満たせば費用の一部を負担してくれる(あるいは高額な民間施設ではなくお手頃な公営などの施設を利用できる)制度があります。
以下、2018年10月30日時点で「産後ケア事業」でざっと検索して出てきたものです(全ては調べられていないかも)。今年度からスタートした自治体もちらほらありました。
※各サービスの名称や利用上限は自治体HPの記載に沿っています。
江東区
宿泊…対象は産後2か月未満の母子。3泊4日まで。1回。
日帰り…対象は産後4か月未満の母子。1(~2)回まで。
乳房ケア…対象は産後4か月未満の母。助産師が訪問し乳房ケアを提供。1回。
世田谷区
宿泊…対象は産後4か月未満の母子。7日間まで。
日帰り…対象は産後4か月未満の母子。7日間まで。
(訪問ケア…記載がみつかりませんでした)
豊島区
宿泊…対象は産後4か月未満の母子。のべ7日間(6泊7日)。
(日帰り…記載がみつかりませんでした)
(訪問ケア…記載がみつかりませんでした)
台東区
宿泊…対象は産後4か月未満の母子。7日まで。
(日帰り…記載がみつかりませんでした)
外来型乳房ケア…対象は産後4か月未満の母。指定の施設にて。3回まで。
練馬区
宿泊…対象は産後4か月未満の母子。7泊6日まで。
日帰り…対象は産後4か月未満の母子。7回まで。
訪問ケア…対象は産後1か月未満の母。助産師が訪問し乳房ケア・育児相談・沐浴を提供。3回まで。
北区
宿泊…対象は産後2~4か月未満の母子。1泊2日まで(以降は全額自己負担1日3万円)。
(日帰り…記載がみつかりませんでした)
(訪問ケア…記載がみつかりませんでした)
荒川区
宿泊…対象は産後4か月未満の母子。3泊4日まで。
日帰り…対象は産後4か月未満の母子。4日間まで。
(訪問ケア…記載がみつかりませんでした)
中央区
宿泊…対象は産後10週未満の母子。6泊7日まで。
(日帰り…記載がみつかりませんでした)
(訪問ケア…記載がみつかりませんでした)
文京区
宿泊…対象は産後3か月以内の母子。(利用上限の記載なし)
(日帰り…記載がみつかりませんでした)
訪問ケア…母乳訪問の対象は産後119日以内の母。1・3回まで。沐浴指導は生後27日以内の児。
千代田区
宿泊…対象は産後4か月未満の母子。(詳細の記載なし)
(日帰り…記載がみつかりませんでした)
訪問ケア…対象は産後4か月未満の母子。(詳細の記載なし)
※詳細については区保健所に問い合わせとのこと。
杉並区
宿泊…対象は産後6か月未満の母子。子ども応援券1回1万円まで利用可。
日帰り…対象は産後6か月未満の母子。子ども応援券1回5千円まで利用可。
(訪問ケア…記載がみつかりませんでした)
※「応援券が利用できる」との記載しかありませんでした。
町田市
宿泊…対象は産後3か月未満の母子。日帰りと合わせて7日間まで。
日帰り…対象は産後3か月未満の母子。宿泊と合わせて7日間まで。
(訪問ケア…記載がみつかりませんでした)
瑞穂町
(宿泊…記載がみつかりませんでした)
日帰り…対象は産後4日~6か月未満の母子。5日まで。
訪問ケア…対象は産後4日~6か月未満の母子。5日まで。
調布市
(宿泊…記載がみつかりませんでした)
日帰り…対象は産後46か月未満の母子。5日まで。
(訪問ケア…記載がみつかりませんでした)
(大田区)
助産師訪問…対象は産後4か月未満の母子。1回。30分以上1時間未満
(産後ケア施設でのショートステイ・デイケアの記載は見つかりませんでした)
(板橋区)
育児支援訪問…乳房ケアの対象は産後120日以内の母。沐浴は生後28日以内の児。9回。
(産後ケア施設でのショートステイ・デイケアの記載は見つかりませんでした)
(八王子市)
助産師訪問…対象は産後5か月未満の母子。3(~7)回。1回2時間まで。
(産後ケア施設でのショートステイ・デイケアの記載は見つかりませんでした)
妊娠中に利用申請・施設見学 産後の利用が楽しみ!
住んでいる自治体の担当保健所へ申請
産後ケア事業(私の場合は入院)を利用するには、自治体にもよると思いますが妊娠中に申請が必要なことが多いようです。
私の住んでいる区も妊娠中に申請が必要だったので、切迫流産が治まってから保健所へ申請に行きました。(というか、自宅安静中に寝ながらできることを考え、保健所に電話で問い合わせてみることにしました。すると、申請には保健所に出向いて説明を聞き書類をその場で記入しないといけないとのことでした。)
申請には条件がありますが、私の場合は①産後に手伝ってくれる家族がいないに等しいこと、②初めての育児がとても不安なこと、を包み隠さず保健所の保健師さんに伝えました(夫の激務・姑の態度・実両親の就労状況についても)。
保健師さん曰く、結構いまは核家族で親の手伝いもないし旦那さんも仕事で忙しいから、という理由で利用許可が下りて産後ケア事業を利用する人が多いそうです。
もちろん、施設を利用するにあたり、同時期にもっと条件が厳しい人がいたらそちらが優先される可能性もあるそうです。
産後ケア施設の見学 入院予約は出産後
区からの利用承認書が郵送で届いたので、自宅から近い施設へ見学予約の電話をしました。
施設では朗らかな助産師さん(施設長)が説明をしてくれました。頼りになりそう。
この施設の場合、出産後~利用希望日の3日前までに予約の必要があるとのこと。つまり出産した日か翌日くらいですね(私の場合、産院の入院期間が通常分娩なら4日間なので)。
自分も他の妊婦さんも、出産日は当日にならないと分からないことがほとんどだし、入院の経過にもよるので退院日がいつになるかも正確には分かりません。そのため、産後ケア施設に空室あるかないかもその場にならないと分からないとのこと。
理想的なのは、産後すぐに予約が取れて、産院からそのまま産後ケア施設へタクシー移動で入院すること。
もし空室がない場合はいったん帰宅して空くまで自宅待機になるそうです。
まあ、こればかりは誰にもわからないから仕方ない。
部屋はきれいだし、食事例の写真はとてもおいしそうでした♪宿泊がたのしみだなあ。
まあ、産後のマタニティブルーや出産の疲労や育児でヘトヘトになっている予感がしますが…(;´Д`) 助産師さん曰く、入院中にスマホを触ってる元気は無いと思うよ、とのこと…。
入院に当たり必要な持ち物リストも渡されたので、ぼちぼち準備しています。
入院中は面会時間にも限りがあるので夫と赤ちゃんが触れ合えるか微妙ですが、実家よりははるかに近い場所なので可能性はなきにしもあらず…?
出産後、無事に使えたら感想をつづりたいと思います!
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