妊娠中に読んだ妊娠・出産・育児本 『間違いだらけの産活』

こんにちは、草もちんです。

妊娠中に読んだ本の感想です。

『より安全に産みたいと願うすべての妊婦さんに送る52の新常識 間違いだらけの産活』

著:丸田佳奈

結論から言うと、医学的根拠に基づいた安心の内容の本でした。

題名には「妊婦さんに送る52の新常識」とか「間違いだらけの産活」とか書いてあるので、てっきり聞いたこともないような(とんでもない)内容が書かれているのかと思いましたが、まったくそんなことはなく、かっちりした内容でした。

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▼目次

  1. 医学的にあやふやなことは書かれておらず、読みやすい
  2. 妊娠初期から出産までについての母体に関する明快な解説

医学的にあやふやなことは書かれておらず、読みやすい

病院の先生に質問したら、こういう答えが返ってくるんだろうな、という感じの本でした。診察時に聞き忘れたり、なかなか聞ける時間がないこともあるので、いい本だなと思いました。

大学病院勤務の産婦人科医師らしいというか、医学的根拠に基づいた妊娠中の母体に関する話が大半を占めていて、分かりやすかったです。セラピスト系の人にあるような「お母さんが話しかけるとおなかの中の赤ちゃんに愛情が伝わります」云々の記述はありません(現在の医学で証明されていない内容は書かれていない、もしくははっきりと否定して書かれています)。

この本を執筆した時点では30代前半だった女性医師。若い。世代が近いからか、読みやすい。

タイトルの「新常識」には語弊があるように私は感じましたが、妊娠して初めて妊娠関連の本を読む人にはとてもお勧めしたい本です(妊娠中期の私にもとても参考になりましたが)。

妊娠初期から出産までの期間に、妊婦が気を配るべきこと・特に心配しなくていいこと・緊急を感じたときにどう受診したらいいか、という内容が網羅されています。

妊婦本人への精神的な癒しを与える本ではなく、医学的で淡々とした妊娠期間の解説が中心なので、あれこれ言いそうな妊婦の母親や、夫に読んでもらうのもいいかも。

また、著者が経験した様々な妊婦さんやお産についても時折触れられていたり、いち産婦人科医としての想いも記されていたりして、単なる教科書的な退屈な本ではなく興味深く読めました。

妊娠初期から出産までについての母体に関する明快な解説

妊娠初期の章 2人目を考えるなら妊娠中期以降でも参考になった

妊娠かも?と思ったときに取る行動について。

私は妊娠初期に心配しすぎて何度も産婦人科を受診して、後になって「無駄なことをしたなあ…お金も無駄遣いした」と自分に呆れましたが、この本によるとあながち無駄ではなかったようです。

理由は、子宮外妊娠の可能性。できるだけ早めに子宮外妊娠かどうかを診断するのが、この時期には大事なことだそうです。なるほど。今後2人目を妊娠することがあったら、やはり油断せずに早めに受診しようかな…。

病院の選び方についてや、35歳以上の高齢出産についても触れていました。

妊娠初期を過ぎた自分としては、2人目を考える時の予習になるかと思いました。その時には高齢出産になっている可能性も高いですし。

妊娠初期に自転車に乗っていいのか悪いのかは、体の構造に関連して説明があり納得できました。

妊婦健診は必ず毎回受けましょう!というのはとても大事なことと思いますが、私のような心配しすぎて健診を受けるべき頻度よりかなり多く病院に通っている妊婦には、反対に驚きの呼びかけでした…。

妊娠中期の章

「安定期という言葉は医学的には存在しない」は医師がよく言う言葉です。というかむしろ医師以外の人が「安定期」と言うだけなのでしょうが。油断したらいけないな~と思いました。

妊娠中期の食事・栄養の摂り方についてはビタミンDの話も出てきました。過剰な日焼け止め対策はやはり考え物…。

繰り返し、「妊娠は何が起きるか医師にも予想はできない」というメッセージが書かれています。心配しすぎてもいけないし、自分は大丈夫と過信してもいけない、それが妊娠とお産だ、という現役臨床医師の筆者の言葉がよく伝わってきました。

妊娠後期の章

おなかが張ったり、心配するような症状があったときにどう行動したらいいのかが解説されていました。医療現場にいる筆者からの要望を読み、やはり病院に突然受診するのではなく、あらかじめ電話で相談することは大事だなあと思いました。医療現場に対し非常識な行動をとるのは結局、自分自身と自分の赤ちゃんを危険にさらすことになりますね…。

出産直前の章

特に印象に残ったのが、立ち合い出産についての部分。夫にもここは特に読んでもらいたいと思いました。私の産院は立ち合う夫に対する事前講習などがないので、この本を読んで心の準備をしておいてほしいなあと思いました。

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